今年のテーマは「Restoration(修復・再生)」。バラバラになった自分自身の欠片を再び繋ぎ合わせ、本来の姿を取り戻すプロセスを、ダンスを通じて探求します。
ダヤ・トミコはインド古典舞踊バラタナティヤムの古典作品に、伝統の礎に現代的なインスピレーションを重ね、新たな命を吹き込みます。
ハイディ・S・ダーニング & 野中久美子は日本舞踊の扇の技法を軸に、コンテンポラリーダンスを融合させた作品をお届けします。能管の調べに乗せ、周囲の気流を束ねてひとつの流れを創り出します。
藤本恭子 は人間の深層心理に潜む欲求をテーマに、『サボること』や『暴食』を切り口としたコンテンポラリーダンスのソロ2作品をお届けします。
Karen Fox presents “Sisters of Forgiveness: In Regard of Clouds”. This trio explores the nature and history of forgiveness, within the endless cycles of water and life, with elements of ancestral knowledge and contemporary personal and social behaviors woven together into a living tapestry.
マルコム・シュートの「Tapestry(タペストリー)」 は壁から垂れ下がる布の網を縫うように、ダンサーたちが糸となって動き回ります。複雑に絡み合う形は、私たちを支え、人生を強くする人間関係を象徴しています。「Mid Flight(ミッド・フライト)」は 水辺で低空飛行するトンボを描いたデュエットです。電話もインターネットも届かない国際線の機内で過ごす、宙に浮いたような静止した時間への追憶した作品です。
エミリー・クルーズ & キャリー・モンガーの「Baller(ボーラー)」 は加齢というプロセスを、ユーモアと謙虚さを持って受け入れるための試み。自己への慈しみと友情が、年齢を重ねることをいかに楽しく、楽にしてくれるかを軽やかに表現します。
ニック・M・ダニエルズ(クレイター・カンパニー)は アフリカン、モダン、舞踏を融合させた一作をお届けします。緊張と緩和が移り変わる風景の中で、ダンサーたちは時に見えない力に縛られ、時に集団の変拍子から踏み出して自らのリズムを見つけます。権力への問い直しと、変革への意志を呼びかけます。
シルヴァーナ・クリストファーの「Pebbles at the River’s Edge(川辺の小石)」は大きな岩が削られて小石となり、再び川底に集まっていく様子を、自然の循環のメタファーとして描きます。
ステイシー・イヴォンヌ・クレイターの「Mosi-oa-Tunya:We Are the Water」 はビクトリアの滝の荘厳さに着想を得た作品。水しぶきが霧となって立ち昇る聖なる場所。ダンサーたちは生きている奔流となり、浄化し、再生し、私たちを再び繋ぎ合わせる水の力を体現します。
